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3種類の変額保険の特徴とメリット・デメリット~活用法まで

変額保険

公開日:2024年3月12日

3種類の変額保険の特徴とメリット・デメリット~活用法まで

「資産形成ができますよ」

などと言われ、変額保険を勧められている人も多いのではないでしょうか。しかし、変額保険は将来受け取れる金額が増減するリスクのある商品です。どのようなしくみの保険でどのようなメリット・デメリットがあるかをきちんと理解して加入する必要があります。

また、ひと言で 変額保険といっても実はいくつかの種類があり、加入する目的や使い方によってリスクの程度も違い、使い分けが必要 です。

ここでは、変額保険の基本的なしくみだけでなく、3つの種類ごとにメリット・デメリットやリスクを抑えた活用方法を紹介しています。今後インフレが起こることが予想されるなか、インフレ対策にもなる変額保険について理解を深めておきましょう。

1. 変額保険とは

変額保険は、生命保険会社の運用実績により、将来の保険金や解約返戻金の額が変動する保険です。

1-1. 普通の保険と違い、変額保険は株式等で運用する

変額保険の積立金は、主に株式や債券に投資して運用されます。利益がでた場合は保険金や解約返戻金が増えて加入者に還元されますが、逆に損失がでた場合は保険金や解約返戻金が減って加入者が損をすることになります。

一方、普通の保険は、将来支払われる保険金や解約返戻金の額が決まっているため、その積立金は、株式の比率を落としてできるだけ安定的に運用されています。

このように変額保険と普通の保険では運用方法が違っていて、その資産も変額保険は特別勘定、普通の保険は一般勘定といって明確に区別されています。

変額保険の特別勘定は、株式や債券に投資する投資信託のようなもの だとお考えください。

1-2. 変額保険を検討するときには、最低保証を必ずチェックしよう

変額保険は、保険金や解約返戻金が運用実績により変動しますが、実は死亡保険金は最低金額(基本保険金額)が保証されています。

もし、この最低保証がなければ、変額保険はハイリスク・ハイリターン商品ということになりますが、最低保証があるおかげで死亡保障目的であれば元本割れリスクを気にせずに活用できます。

変額保険への加入を検討する場合には、金額が変動するもののうち最低保証がついているのはどの部分かをしっかりチェックして理解するようにしてください。

1-3. 変額保険は大きく分けて3種類ある

変額保険には、主に以下の3つの種類があります。

これらの保険について、詳しくは次章でご案内していきます。

2. 変額終身保険

変額終身保険は、終身保険タイプの変額保険です。

死亡保障が一生涯続き、保険金や解約返戻金の額は運用実績により変動します。

なお、終身保険について詳しくは、「 終身保険とは?|メリットやデメリット~活用法や終身保険の種類まで 」をご覧ください。

2-1. 変額終身保険のしくみ

これまで説明してきたように、保険期間中の運用実績により保険金と解約返戻金が変動します(基本保険金は保証される)。このことを図にすると以下のようになります。


変額終身保険のしくみ


保険金については、基本保険金の最低保証により、例えば 500 万円の保険に入れば、死亡したときにどんなに運用成績が悪かったとしても、 500 万円の保険金を受け取れます。

一方で、解約返戻金には最低保証がありません。普通の終身保険であれば保険料払込終了後は、保険料累計額より解約返戻金の方が大きくなりますが、変額終身保険では保険料払込終了後であっても運用成績により大きく元本割れしてしまう可能性があります。

2-2. 変額終身保険のメリット・デメリット

変額終身保険には、以下のようなメリット・デメリットがあります。

<メリット>


<デメリット>

2-3. 終身の死亡保障としての活用がオススメ

変額終身保険は、運用実績によって解約返戻金が減少して元本割れするリスクはありますが、デメリットはそれくらいで、死亡保険としてみると、保険金額には最低保証があり、運用実績がよいときに保険金が増えるというメリットしかありません。しかも保険料は普通の終身保険より割安です。

したがって、純粋に死亡保障を確保する目的での加入であれば、普通の終身保険よりも割安な保険としておすすめです。

変額終身保険の活用例

  • 死後の整理資金を残すための加入
  • 相続の準備として遺族に保険金を残すための加入

3. 変額有期保険

変額有期保険は、養老保険タイプの変額保険です。

保険期間が一定で、保険期間中に死亡した場合は死亡保険金が、満期まで生存していた場合は満期保険金がもらえます。死亡保険金・満期保険金・解約返戻金の額は運用実績により変動します。

なお、養老保険について詳しくは、「 養老保険とは?|特徴やメリット・デメリット~活用法を解説 」をご覧ください。

3-1. 変額有期保険のしくみ

保険期間中の運用実績により保険金と解約返戻金が変動します。ただし、保険金は契約した金額が基本保険金として最低保証されます。また満期時には、その時点の運用実績によって満期保険金が増減します。満期保険金は解約返戻金同様に最低保証がありません。


変額有期保険のしくみ


保険金は、基本保険金が最低保証されるため、例えば 500 万円の保険に入れば、死亡したときにどんなに運成績が悪かったとしても、 500 万円の保険金がもらえます。

一方で満期保険金は、最低保証がないため元本割れのリスクがあります。

3-2. 変額有期保険のメリット・デメリット

変額有期保険には、以下のようなメリット・デメリットがあります。

<メリット>


<デメリット>


3-3. 長期的な運用商品として活用できるがオススメ度は低い

変額有期保険は元が養老保険なので、生命保険とはいえ貯蓄(変額なので運用)が主目的の保険です。したがって保険期間中の死亡保険金に最低保証があることはそれほどメリットとはいえず、むしろ満期保険金の元本割れリスクに注意が必要です。

たとえば投資信託なら、元本割れしている場合は相場がよくなるまで待つということもできますが、変額有期保険の場合は、満期が来たら元本割れでも満期保険を受け取り損失を確定しなければなりません。

保険期間が長期の場合は、保険料を分散して投資していくことでリスクが軽減される効果があるため、インフレ対策も考えて長期的かつ積極的な運用をしたい場合に活用できますが、あわせてその期間の死亡保障がどうしても必要なケースなどを除いて、正直、あえておすすめはしません。純粋な資産運用目的なら期間の制限がなく余計なコストのかからない投資信託を買ったほうがよいからです。

変額有期保険の活用例

老後資金などのために長期的に積極運用しつつ死亡保障を確保するための加入

4. 変額個人年金保険

変額個人年金保険は、個人年金保険タイプの変額保険です。

保険料を支払っていき、もしくは一時払保険料を支払って一定期間運用したのち、年金を受け取れます。受け取れる年金の額は運用実績により変動します。

4-1. 変額個人年金保険のしくみ

現在、変額個人年金保険として販売されている商品のほとんどは、一時払タイプの保険です。契約時に一時払保険料としてまとまったお金を支払い、一定期間運用した後に、その運用成果を年金原資として、一定期間または終身で年金を受け取れます。


一時払変額個人年金保険(10年確定年金)のしくみ


運用期間中の運用実績によっては、年金原資が元本割れする場合もあります。年金受け取り開始後は、年金額が定額のものと、その後の運用実績により年金額が増減するものなどがあります。

一時払変額個人年金は、いわゆる銀行窓販商品として非常に多くの種類が売られていて、なかには年金原資あるいは年金額に最低保証があるものもあります。

4-2. 変額個人年金保険のメリット・デメリット

変額個人年金保険には、以下のようなメリット・デメリットがあります。

<メリット>


<デメリット>

4-3. 定年退職金(一部)の運用先としての活用がオススメ

一時払変額個人年金保険は、運用実績により将来の年金額が変動する保険で、一時払なので契約時にまとまったお金が必要です。そのため、想定される活用法は基本的に決まっています。

会社員や公務員が定年退職して、何千万円という大きな金額の定年退職金を受け取ったときに、生活費などで当面必要なお金は普通預金や定期保険など換金しやすい金融商品に割り当て、 10 年、 20 年後に必要となるような部分を積極的に運用するための商品として変額個人年金保険を活用します。

老後の生活資金に余裕がある場合は、より積極的な運用ができる商品を、基本的な生活費として将来必ず必要となる資金の運用であれば年金額の保証がある商品を選ぶと良いでしょう。

変額終身保険の活用例

定年退職金の一部を積極運用するための加入

5. まとめ:変額保険はリスクを理解した上での活用&保険選びが大切

変額保険といっても、変額終身保険、変額有期保険、変額個人年金保険という保険の種類によって、使用目的も違いますし、リスクの種類や大きさも違ったものになります。

変額終身保険の死亡保障目的の加入や年金額の保障がある個人年金保険であれば、あまりリスクは考えなくてもよいですし、変額有期保険であれば、リスクについて十分な注意が必要です。

それぞれの保険の特徴とそのリスクをきちんと把握すれば、必要以上に変額保険をこわがることなく、自分にあった保険を選んで活用することができます。

執筆くらべる保険なび編集部

株式会社LHL(日本生命グループ)にて、「くらべる保険なび」の保険情報コンテンツの企画・編集・制作を担当しています。保険の専門知識を持つメンバーやFP資格を有するメンバーが情報収集や取材を行い、保険に関する基礎知識をわかりやすくお伝えします。

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