ライフステージ別
保険の選び方・相談のポイント
就職したときの 保険の選び方
就職して新社会人になり、周囲の人から保険に入ったほうがよいといわれて、
どういうことなのだろう?と疑問に思っている方もいるのではないでしょうか?

就職したら(社会人になったら)
保険は必要?
自分に備えが必要かどうかで判断!

まずは、就職して社会人になったときに保険が必要かどうか考えてみましょう。
保険とは、将来起こりうる経済的なリスクに備える商品です。例えば、病気やケガで入院したり手術したりすることになった場合の医療費に備える、働けなくなったときの収入減に備えるといった目的に応じて、いろいろな保険種類があります。
つまり、自分にとってそのような備えがあったほうがよいか、なくてもかまわないかという視点で必要かどうかを判断することになります。一人ひとり収入や資産、家族構成、生活スタイルは違いますので、どんな保険が必要かはそれぞれ違ってくるということになります。
ポイント
とはいえ、新社会人になったときに、どのように保険と向き合うとよいかという一般的な考え方はありますので、まずはそれを理解して、自分の現状に合わせて検討してみてください。
保険選び、何から始めたらいい?
まずは無料相談で
モヤモヤを解消しよう!
就職したときの保険の考え方
保険の種類別に解説
新社会人になったときに検討するとよい保険は、生命保険(死亡したときの保障)、医療保険やがん保険(病気やけがへの備え)、貯蓄や資産形成ができる保険などです。
生命保険
死後の整理資金として必要最小限の死亡保障を
もしあなたが死亡した場合に、お金を残してあげなければならない人(家族)がいるでしょうか。新社会人の場合、通常は扶養家族はいないことが多いでしょう。そうであれば高額な死亡保障は、まだ必要ありません。
一般的には、自分が死亡した場合の葬式代にあたる金額を残すことを考えて、300万円くらいの終身保険に加入するとよいと言われています。
終身保険は、保障が一生続くことと、貯蓄性があって老後資金などに活用することもできることが新社会人へのおすすめポイントです。
医療保険・がん保険
保険料が安い若いうちに検討を
若いうちは大きな病気をする可能性は低く、がんにもなりにくいです。そういった意味ではあせって医療保険に入る必要はないといえますが、一方で若いときは保険料が安いというメリットもあります。
また年齢を重ね、持病などができてしまうと保険に入りにくくなることもあります。経済的に余裕がないといった状況でなければ、将来高齢になったときのことも考えて、終身医療保険に入っておくのもよいでしょう。
資産形成系の保険
時間を味方につけよう
NISAやiDeCoが話題になっているように、人生100年時代を考えると若いうちから資産形成に取り組むことをお勧めします。リスク商品に抵抗感がある場合は、個人年金保険を検討してみましょう。NISAやiDeCoをする場合でも、選択肢として、並行して変額保険や外貨建て保険の活用も考えられます。
資産形成には時間を味方につける(長期間行う)ことが大切です。
そのほかの保険
上記基本的な保険のほかに検討するとしたら、病気やけがで働けなくなったときのための就業不能保険があります。ただ、会社員であれば健康保険の傷病手当金もありますし、ご両親が現役世代であれば、その期間サポートを受けるということも考えられます。
ご自身が支えている家族がいたり、特に心配な事情がある場合は考えてみるとよいでしょう。
保険選び、何から始めたらいい?
まずは無料相談で
モヤモヤを解消しよう!
保険選びの優先順位
基本の保険を優先して検討を

優先順位については、個人の家族構成やライフスタイル、価値観によるところもありますので一概には言えません。ただし一般的には、基本の保険である、終身保険と医療保険またはがん保険の加入を優先して考えるとよいでしょう。
次にご自身の考え方にもあわせて、資産形成系の保険を利用するか検討してみるとよいでしょう。
ポイント
新社会人は、まだまだ収入が多くなく生活スタイルも安定していない時期です。経済的に無理のない範囲で保険を検討することが大切です。
保険選び、何から始めたらいい?
まずは無料相談で
モヤモヤを解消しよう!
保険料の支払いで
得するポイント!
かしこく保険に加入して家計にも優しく

生命保険に加入すると、長年にわたり保険料を支払い続けていくことになります。そこで保険料を支払いながら、節約につながる工夫を紹介します。
生命保険料控除で税金が安くなる
生命保険や医療保険等に加入して保険料を支払うと、年間の払込保険料に応じて生命保険料控除を受けることができ、所得税や住民税が減額されます。申告は会社員・公務員等であれば年末調整で、自営業者等であれば確定申告で行います。
生命保険、医療保険、個人年金保険、学資保険など、保険に加入している方は生命保険料控除の申告をお忘れなく!
クレカ払いでポイント獲得
保険料の支払方法には口座振替やクレジットカード、団体扱(勤務先等の給与天引き)、集金などがあります。
このなかでクレジットカードで支払いをすると、保険料の支払いにおいてもクレカポイントを貯めることができます。
月々数万円の保険料支払いにおいては、かなりのポイント獲得が期待できますので、ポイ活をされている方はぜひご活用ください。
保険選び、何から始めたらいい?
まずは無料相談で
モヤモヤを解消しよう!
保険の入り方
おもな加入経路について
保険に入るには、インターネットで申し込んで加入したり、保険会社や保険代理店の担当者と面談して加入するなどの方法があります。
ネット申込み(保険会社)
保険会社のWEBサイトから試算・申込みをします。
保険会社の担当者
生命保険会社の営業担当者と面談して提案を受け加入します。
保険ショップ(保険代理店)
町なかにある保険ショップに行き、担当者と面談して提案を受け加入します。
訪問型のプランナー(保険代理店)
自宅やカフェなどに担当者に来てもらい面談して提案を受け加入します。
主な加入経路の比較
保険の知識 | 商品の選択肢 | |
---|---|---|
ネット申込み (保険会社) | 要 加入する保険(保障)や金額を選ぶために、一定の保険知識が必要です。 | WEBダイレクトに対応した保険のみとなるため、商品の選択肢は狭くなります。 |
保険会社の担当者 | 不要 自社商品に精通した担当者が詳しく説明してくれるため、保険知識は不要です。 | その保険会社の商品しか加入できません。 |
保険ショップ (保険代理店) | 不要 複数社の商品の特徴や違いを説明してくれるため、保険知識は不要です。 | ほとんどのショップが複数社の商品を扱っているため、いろいろな保険会社の商品を比較しながら提案を受け加入できます。 |
訪問型のプランナー (保険代理店) | 不要 複数社の商品の特徴や違いを説明してくれるため、保険知識は不要です。 | 保険ショップ同様複数社の商品を扱っているため、いろいろな保険会社の商品を比較しながら提案を受け加入できます。 |
ポイント
上記加入経路のどれを利用して加入しても、基本的(同商品同プランの場合)に保険料に違いはありません。
ネット申込みもよいが相談がおすすめ!

WEBサイトから保険に加入すれば人と会うこともなく、都合の良い時間に申し込むことができます。普段のネットショッピングと同様に加入できるのは大きなメリットです。ある程度保険の知識がある人、勉強する予定の人は、まずネット加入を検討してみるとよいでしょう。
しかし、ネットからだと入れる商品が限定されていたり、いざ申し込もうとすると保障内容や保障の設定額について迷いが生じたり、告知の仕方がわからなくなったりしがちです。
また複数商品を比較したいときは、それぞれの保険会社で見積もりをしなければならず、比較しにくいというデメリットもあります。そんなとき、保険代理店に相談すると、保険について詳しく説明してもらえ、あなたのニーズにあった商品やプランを提案してもらえます。申込についてのサポートもお願いできます。
ポイント
そのため、はじめて保険に入る新社会人には、相談がおすすめです。
まずはどんな保険が必要か?から
プロに聞いてみましょう
社会人として独立するにあたり、将来のさまざまなリスクにも自分で備えられるようになりましょうというメッセージといえるでしょう。